研修報告
【主任保育士研修会Ⅱ】
日時:令和7年12月10日(水) 旭川大雪クリスタルホール 大会議室
講義:「保育現場のリーダーコミュニケーション」
講師:学校法人相愛学園 大通幼稚園理事長・園長 藪 淳一氏

*本日の話の大前提…保育とは、職員がともにつくりだすもの
・ともに…チーム、全員
・何を…子どもや保護者にとってよりよいものを
「理想の同僚」(仕事仲間)についてグループワークとして話し合いを行い、
他にも話し合いの時間を沢山設けて会場の雰囲気を和ませながら、講義を進行されました。
コミュニケーションとは、共有する・共感する・分かち合うこととし、コミュニケーションの
まとめとして「一人一人がオープンであること」を大切に「共通のものをつくりだす営み」と
話されました。講義全般においても、ご自身がアナウンサーとして活躍されていることもあり
話し方や声のトーンも聞きやすく、また心理学からのヒントも話されるなど、参加者も
研修中、講師のお話に引き込まれていました。

【乳児保育研修会Ⅱ】
日時:令和7年10月17日(金) 旭川勤労者福祉会館 中会議室
講義1:「乳児期の栄養について」
講師:旭川市子育て支援部 こども保育課 管理栄養士 広瀬 恵美氏
児童福祉施設での食事の提供についてPDCAの大切さ、離乳食を進める時期の
目安や注意点、更に授乳や調乳についての留意点、アレルギーについてのお話しがありました

講義2:「離乳食の進め方」
講師:旭川市子育て支援部 おやこ応援課 課長 柴田 一彦氏
脳の育ちの順番・育ちを支える生活習慣・心育てのポイント等、3つのテーマに沿って
お話がありました。今の時期だけ親のリズムを子どもの生活リズムにあわせることの
大切さやメディア視聴は6歳まではセーブが必要等、沢山のお話しがありましたが、
今の「当たり前」が「要注意ポイント」となっているようです。

講義3:「乳幼児期の食事の執り方〜年齢に応じた発達段階から考察する」
講師:ことのは発達相談室(言語聴覚士) 代表 川岸 尚史氏
離乳食を進めていく上で、嚥下や捕食機能はどのような発達をしているのか、
見極めていくことが大切。保護者へは保護者の不安に共感する、成長の見通しを
伝える、家庭でできる工夫の提案、信頼関係の構築などのお話がありました。

【主任保育士研修会Ⅰ】
日時:令和7年9月12日(金)大雪クリスタルホール 大会議室
講義:「個人を尊重しつつ、『つながり』を育む保育の役割」
講師:北海道大学 大学院教育学研究院 附属子ども発達臨床研究センター
センター長・教授 川田 学氏

1.乳幼児の視点から「主体性」を再考する
(1)放任論と自己決定論の困難
・「主体性」という言葉を実践に結びつけることの難しさ。
・一見もっともらしいが、突き詰めて考えると成立しがたいのでは?
(2)「自己決定」は他者や状況に開かれている
(3)「主体性」も「自己決定」も関係的なものとしてとらえる
2.「あそびを育てる」という保育の役割
(1)援助・環境構成を支える観察
(2)子どもにとっての「つながり」を考える
上記について講義をして頂きました。途中で参加者のグループ分けをして話し合いの時間を持ち、
参加者からは話し合うことで、共通理解・自己理解・他者と話し合いコミュニケーションを持つ
ことで自分と他者の違いを知ることができました等の感想発表がありました。
講師からは「子どもの好きなようにさせる」のが、子どもの主体性ではない。
子どもは生まれた時から(胎児期から)周囲の人、もの、コトとのあいだに「つながり」を
育もうとしている。保育の役割は、子どもそれぞれの「つながり」が豊かになるように応援する
ことではないかとお話しされました。


【乳児保育士研修会Ⅰ】
日時:令和7年8月21日(木) 旭川市民文化会館 大会議室
講義1:「赤ちゃんと楽しくふれあえる愛あるベビーマッサージ」
講師:ベビー&キッズマッサージくるみ 伊藤 淳子氏
講師の伊藤先生は、現在自宅にてベビーマッサージとキッズマッサージ、アートセラピー教室
「くるみ」を開き、育児支援や親子の触れ合いを楽しめるような支援を行っています。
ベビーマッサージとは?…効果やどんな気持ちで触れるかが大切などのお話しを聞いてから
それぞれが持参したお人形を使い実践していきました。
優しく心をこめて笑顔で触れてあげこと、いつもよりワントーン高い声で愛をこめて
楽しく触れてあげることが大切ということを学びました。先生の優しい愛ある語り、歌声に
癒されながら、みんなが笑顔で楽しくベビーマッサージ、キッズマッサージを行いました。

講義2:「わらべ歌・手遊び歌・こどもの歌」
講師:豊岡短期大学 通信教育部こども学科 菅原 峰子氏
講師の菅原先生は、声楽家ということで素晴らしい歌声とピアノ演奏に歓声が上がりました。
0歳児〜年齢に応じて、唱え歌、わらべ歌、手遊び歌、こどもの歌、集団遊びなどたくさん
紹介して頂き、みんなで行いました。座ってふれあい遊び、手遊び、身体を動かして集団遊び
など楽しく行い、あっという間の時間でした。どれもすぐに保育に取り入れていけそうで、
こどもの歌をアレンジしたふれあい遊びなどとても勉強になりました。
最後の集団遊びでは、全員が輪になり肩を組み歌い会場がひとつになった瞬間があり感動
しました。ピアノが得意ではない先生の取り組み方の問いに、コード3つ覚えたらピアノ
なんて怖くない!ピアノがなくてもしっかり歌を覚えること、音痴にならないよう正しい
音程を伝えること、という言葉をいただき大変励みになった講義となりました。

【特別支援保育士研修会Ⅰ】
日時:令和7年8月7日(木) 旭川市民文化会館 大会議室
講演:「発達の気になる子」
講師:絵本作家 永井 利幸氏

当麻町を拠点として20年以上、上川管内の発達(療育)支援・子育て支援に関わってきた永井先生は
絵本作家であり、体育教室の講師でもあります。
日頃から子どもたちの成長を見続けている経験から、現代の子どもたちの成長に影響を及ぼす
生活リズムや食生活の乱れについてのお話しや、子どもの身体をつくる遊びを先生自ら考えた手作り玩具を
実際に使用して説明して頂き、特別支援の子どもたちばかりではなく、全ての子どもたちの健やかな発育に
繋がる大切な講義でした。現代の子どもの成長を取り巻く社会は大きく変化し、また子どもたちの成長への
様々な影響にも大きな変化を感じます。子どもたちへの福祉サービスや子どもたちの成長と家庭を毎日支援
している保育園の重要性についても、改めて考えさせられた研修会となりました。
90名もの受講者が熱心に研修会に参加していました。

【中堅保育士研修会Ⅰ】
日時:令和7年7月22日(火)大雪クリスタルホール 大会議室
講義:Ⅰ「今こそ園と子どもを守る-実践編」
Ⅱ「安全基礎体力を育む安全教育-実践編」
講師:(株)ステップ総合研究所長 清永 菜穂氏

地震発生後の街並みや避難場所の動画を見て、地震を想定した音を聞きながら
研修会場の何処で身を守るのかの実践から講義が始まりました。天災・交通事故
不審者・犯罪者から子どもをどう守るかを、座学だけではなく犯罪者・不審者・こども役に参加者全員が
なりきり、ロールプレイや実践を通して学んでいきました。
今すぐ現場で行える内容と方法、そして予防法など身をもって体験した研修にもなりました。

【初任者研修会】
日時:令和7年6月23日(月)
講義:新任保育士研修プログラム
「新人保育士として求められている役割」
「子ども・保護者・同僚に信頼される保育士になるための基本」を身につける
講師:(株)NEXT DECADE CONSULTING 菊池 佳奈氏

新任保育士を対象に、挨拶の重要性や保育者としての基本的なマナー等の
お話しがありました。接遇マナーのチェックリストや正しい言葉遣いに
ついてもクイズ形式で受講者と一緒に答え合わせをしていく中で自分自身の
振り返りや今後の課題が自然と見えてきて、明日からの業務にすぐに生かす
ことのできる学びの多い研修となりました。
